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手塚利男のブログ

スロットカー開発でInnovationトレーニング

2019/02/22

前回は重心を下げるために屋根を取るところまで紹介しました。

こんな感じになりました。

スロットカー2

軽くなりましたが、内部がむき出しでかわいそうな気がしたので

ドライバーに乗ってもらいました。

スロットカー3

 

軽くなったことと、重心が低くなったことでコーナリングも良くなり

ました。

また、後ろのタイヤの幅を広げ、前のタイヤの幅を削って細くしました。

その結果、8.909秒とようやく9秒台を切ることができました。

7秒台まであと少しです。

ある日、サーキット場に来ている人から、「自分なりに走りを楽しむん

なら今のスピードのままで良いと思うけど、レースに出てみようと思う

なら別の重心の低い車にしてはどうか。私の車を使ってごらん」と言っ

てポルシェ917Kを貸してくれました。

ビックリ、安定して8.5秒台を維持できます。

それでミニクーパーの改造はこのくらいにして、ポルシェ917Kを作

ってみることにしました。

但し、あまりお金を使えないのでシャシーを改造してそのまま使うこと

にしました。

まずボディを作りました。

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指定色が手に入らなかったので赤で塗装しました。

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走行性能を良くするために、シャシーと路面とのクリアランスを1mmに

するため、タイヤの外周を削りました。

また、モーターの回転数を上げるためにブラシの接触面をきれいにするた

めに真水の中にモーターを入れて、ブラシ面の当たりが線から面になるよ

うに空回しを行う。

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早速、テスト走行。

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7.955秒、ついに8秒を切り7秒台に。

テスト走行を続けていくうちにドライブテクニックも少しだけ上達した

ようです。

現在までのベストタイムは7.784秒。

サーキット場の運営者が言うには、このクラス(ポルシェ917K)の

レースに勝つにはもっと車両自体を軽くする必要があると聞き、軽量化に向け、改造中。

 

現在128g(ボディは33g、シャシーは95g、)。

これを110gにすることが目標。

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25gまで軽量できました。

結果は後日報告します。

作るのは楽しいですね。

孫に映画に出てきたカーズが実際のサーキット場を走っているのを見せ

てあげようと思い、孫のオモチャ(カーズ)のシャシー(右側)を外して

スロットカー用のシャシー(左側)を組み付けました。

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btr

孫とサーキット場に行き走らせてみましたが、期待したより孫の感動は

少なった。

その後、サーキット場の運営者に「手塚さんレースに出てみようよ」

と誘われ、急遽、ミニクーパー、ポルシェ917Kに使ったシャシー

を改造し、フェラーリF355チャレンジを製作。

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フェラーリF355チャレンジの運転操作、難しい。

何度も練習したりタイヤを変えたりしたが、良いタイムで

8.158秒・・・7秒台にはなかなか届かず、結局、レースには出ません

でした。

シャシーを固定で着せ替え人形的な車の開発は限界があるのかもしれ

ない。

今、ミニクーパー、ポルシェ917K、フェラーリF355、の各車両

専用のシャシーを開発しなければ技術の蓄積ができないと考えていま

す。

改造した形跡を現物で残すことが大事、改造してしまうとそれまでの

改造形跡がなくなってしまう。

ある程度、投資も必要かも・・・。

カテゴリ:ほっと一息

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