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うめきたフォーラム2013 「経営と社員をチームにする」にスピーカーとして参加

2013/09/15

先日(9月6日)の大阪での「うめきたフォーラム2013」でスピーカーとして私の体験談を話させていただきました。

 

フォーラムの内容は次のようなものでした。

 

基調講演:柴田昌治(スコラ・コンサルト)

      ・日本企業が抱える最大の問題は、経営と社員がチームになっていないこと

 スピーカー:稲生 武(東日本旅客鉄道顧問、元いすゞ自動車社長)

      ・「社員の自律性を喚起する経営」に挑戦した私の体験から

 スピーカー:手塚 利男(株式会社プロフェス代表、元いすゞ自動車風土改革世話人)

      ・「本気と信頼と勇気」が経営と社員を同じ船にのる仲間にした

 

私がいただいたテーマは、『「本気と信頼と勇気」が経営と社員を同じ船にのる仲間にした』ですが、2001年に希望退職制度を使って再度再建となったいすゞ丸という船から一足先に降りた私には話す資格はないかもしれませんが、以下の内容で話をさせていただきました。

 

●ブラブラ社員を許容したいすゞ経営陣~経営が本気を示さなければ社員の本気は引き出せない

●一緒に会社思うチームになる~社員の思いに耳を傾けなければ信頼は生まれない

●自主・自発的な活動で試された経営と社員の勇気~「推進組織なし、やりたい人がやりたいことを自由にやってよい」

 

せっかくいただいた貴重な時間ですので、できるだけありのままにお話ししたいと思いました。時間の関係で一部分となってしまいましたが・・。

 

風土改革の過程で、私の知らないところでかなり踏み込んだ提案をしたり、詰め寄ったりしたこともあったのではないかと思います。そのことで傷付いた人がいたり、異動になった人もいたり、・・、そういうことがあっていまだに許せないと思っている人もいます。

 

私もサラリーマンの常識を壊すような活動をしましたので、その活動についても批判の声がありました。

 

したがって、「どうやって社員が会社を変えたのか」(日本経済新聞出版社)に対して、私にも「そういう本を書く人は、成功しているか人か、商売に活用しようとする人だ」と厳しい意見もいただきました。

 

そういう声も背中に背負いながら今回話をさせていただきました。

 

風土改革は簡単ではありません。だからこそ、経営側が本気で取組み、社員はその本気を信じて取組むことが改革に繋がると思います。簡単ではない風土改革、この仕事に取り組んでみる価値があると思っています。

 

私はいすゞでは色々なことを自由にやらせていただきましたのでとても感謝していましたので、いすゞを退職するときに、「いすゞOB会」に入って今後も関係を作っていきたいと思っていましたが

上記のこともあり気持ち的に入れませんでした。

 

しかし、先月、退職12年目にしてようやく入会しました。

 

区切りがつくまでにはある程度の時間が必要なようです。

 

 

手塚利男

 

 

★「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」(日経ビジネス人文庫)2013年5月

日経まナビ!「今週のイチ押し書籍」で紹介されています。

  http://manavi.nikkei.co.jp/

★手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491873/

★通信教育用テキスト本『活気あるチームのつくり方』手塚利男/アイ・イー・シー

http://www.iec.co.jp/products/course/business_skill/tu-04790/tu-04790.html

 

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