いつ状況が変わるかわからないから、できる時に全力でやる
2011/08/08
今夜は入浴剤で温泉の雰囲気を味わいました。
ウチの風呂には軟水装置をつけていますので、入浴剤をいれるとちょっとした温泉気分を楽しめます。
温泉と言えば、3.11の東日本大震災の影響で、ある温泉では透明な温泉が濁って人気が上がってきたとか、山形県のある温泉地では温泉が出なくなり温泉旅館を廃業になった、など、自然の力には無力であることを思い知らされました。
今まで温泉が出ていたのが、明日には出なくなる。
私たちは、今の状況がいつまでも続く、今の体制がいつまでも続くと思っています。
私が、いすゞ自動車で風土改革の仕事をしていた時もそうでした。
社長が改革の旗を持ち、その次の人も一緒に改革を支援してくれているので、この状態はいつまでも続くと、何となく、確証もなく、思っていました。
しかし、その体制があっという間に変わるということが起こりました。
その時に学んだことは、改革の環境が整っているという状況はいつ変わるかわからない。改革の環境が整っている時に、やることを全力でやらないと後悔すると言うことでした。
もし、今、経営トップが改革に前向きで支援してくれる環境にあるのでしたら、「いつまでも続く」と考えないで、「明日はどうなるかわからない」と考えて、全力で取り組んでほしいと思います。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと