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手塚利男のブログ

覚悟しなければならない時がある

2010/06/07

今日、午前中には税理士さんとの損益に関することや今後の売上・利益の見通しについて助言をいただきました。

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見通しは決して明るくありませんが、税理士さんと話をしていると、どんどん前向きな話になっていくことがありがたいです。

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そして午後、私にとって大事な診断結果がわかる日でした。

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今から一カ月前に、横浜旭中央総合病院で「のう胞性腎がん」の疑いがあると診断されました。

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「あなたはガンかもしれない」と言われたのは生まれて初めての経験でした。

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更にさかのぼること一カ月まえに、今までと経験したことがない下痢が続いたので病院に行きました。

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下痢の原因はわかりませんでしたが、腹部調音波検査で「右腎のう胞ができている」と診断されました。

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「腎のう胞」は年と共に出るものだそうで、「右腎のう胞」が原因で下痢になったわけではないようです。

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なぜなら、6年前から人間ドックでの腹部超音波検査でも指摘されていました。

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人間ドックでは「これ以上、大きくならなければ問題ない」との見方でした。

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先生から超音波検査以外に造影剤を血管に入れてのCT検査を進められました。

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そのCT検査で「腎のう胞」の一部に腫瘍のようなものが発見されました。

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腫瘍も細胞ですので、本来細胞がない所に血液が行っているということはそこに細胞(≒腫瘍)があるという判断だそうです。

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なるほど。

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先生からの紹介で、神奈川県立がんセンターで再度検査を受けることになりました。

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診察を受ける前に、自分に対してどういう告知を望むのかを確認されました。

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再度造影剤を使って、今度はMR検査を受けました。

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そして、今日、検査結果が出ました。

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答えは「明確にガンとは言えないが、絶対にガンではないとも言えない」というものでした。

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今後は半年に一度ぐらいの割合で、「腎のう胞」が大きくなっていないか、出血がないかを見ていくことになりました。

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今回の件で、“覚悟”について考えました。

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同時に、誰にでも時間には限りがあるということを考えました。

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カテゴリ:ほっと一息

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