悪い情報も下からあがる組織風土づくりも経営トップの責任
2010/05/13
大きな組織になると経営トップからは、一般社員がどういう価値観で仕事をしているか、上司は部下にどのような指導をしているかはほとんど見えません。
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更にグループ会社になるとが全くと言って良いほど見えない。
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「こういう問題が起きています」と悪い情報も・・・。
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しかし、重大事故などが起きると経営トップの管理責任が問われます。
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「報告を受けませんでした。知りませんでした」という言い分は通用しません。
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悪い情報もきちんとあがってくるような組織風土を作ることも経営者の責任ということを言われているのだと思います。
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先日もある事故で東京地裁の判決が出ました。
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経営トップには事実が伝わっていたのか、伝わっていたのに適正な判断を下さなかったのか、といろいろ想像してしまいます。
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下から情報が上がってこなかったので判断できなかったという事だとすると、普段の社内でやり取りされる情報の質や流れ方に問題がありそうです。
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私は、組織の風土や体質の変革の支援をしていますので、上司と部下とのやり取り、上司の言動、を見聞きする機会が多くあります。
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悪い報告をすると怒る上司や、まずは一報入れておこうと考えて報告すると細かく聞かれ最後は「ちゃんと調べて報告しろ」と叱られたりします。
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「なんでもすぐに言ってきてくれ」と普段から言っている上司から上記のような態度を見せられると次からはよほどのことがない限り報告しなくなります。特に悪い情報は・・・。
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私が工場部門の総務部部長だった時に、部下が危うく不正行為をする寸前に情報があがってきて対処できたことがあります。
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詳しくは後日、後日書かせていただきます。
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと