69歳介護士奮闘記~社内報
2021/07/07
介護現場に入って275日は長いのか短いのかわからないが、今の施設に愛着が湧いてきた
その分、こうなってほしいという希望も増えてくる
組織風土改革のコンサルタントとしての本能が出てくる
先日、社内報が発行された
社内報に狙いは「やる気アップ」を引き出すことらしい
社内報は出退勤をチェックするところに積んである
読みたい人が手にとれば良いということだろう
一方的に配りゴミ箱に捨てられるよりは良い
ページを開くと、良いこと、前向き、笑顔、が満載
他の施設の取り組みなども明るく紹介されている
経営側からのメッセージもある
読んで暗くなるよりは良い
ただし、現場で困っていることや悩んでいることなど現場の本当の声が出ていないように思う
喜びの声、素直に嬉しさを表現されているから本音はゼロではないが・・
本音というのは感じたままを表現する、口にする、だと思う
社内報は多くの企業でも発行されているが「どうせ良いことしか書いていないんでしょ」とまともに読む人は少ない
発行側の自己満足になっているかもしれない
もっと現場の生の声が出ていたら、共感を呼び読者も増えるはず
そうするとついでに経営側のメッセージにも目がいくかも
そして社内報を読むと元気になるというなら読者も増えるだろう
本音版もいつかは発行されると良い