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手塚利男のブログ

自分の頭で考える力

2011/04/09

大震災を境に世の中の状況が刻々と変わって行くように思います。

 

先まで読めない状況です。

 

だから自分で考える力を持つことが大事だと・・・。

 

これからどうなるのか、自分はどうするのか、を自分で考える。

 

最近、自分に問いかけています。

 

考えることの大事さを父親が娘に語りかけている映画のシーンが好きです。

 

映画「たそがれ清兵衛」(2002年上映)です。

 

父親(たそがれ清兵衛)が、囲炉裏端で内職の虫かごづくりをしています。

 

その脇で娘が論語の素読をしている。

 

父親(たそがれ清兵衛)が娘に「どうしたんだ」と聞きます。

 

娘は(習い事の)お師匠さんから「女も学問しなければダメだ」と言われたと、そして論語を教えてくれた、と答えます。

 

そして娘は針仕事より学問は何の役に立つのか? 針仕事ができれば、妹の父上の着物を縫うことができるのに、と父親に聞きます。

 

父親(たそがれ清兵衛)は、「たしかに学問は針仕事のように役には立たないなあ」と言います。

 

そして、「しかし、自分の頭で考える力があると、これから世の中がどんなに変わっても生きていくことができる。これは男っこも女っこに同じだ。わかるな。」と娘に言います。

 

映画の時代設定は幕末、戊辰戦争が数年後に起こる。

 

今、幕末時代でもなく、日本を二分するような戦争が起こるわけではありませんが、それに匹敵するような「東日本大震災」を受けている私、私たち、問われています。

 

映画「たそがれ清兵衛」の最後のエンドロールで流れる曲が井上陽水さんの「かくれたメロディ」ですが、とても良いです。

 

YouTubeで見つけたので下記に添付します。

 

http://www.youtube.com/watch?v=E2LcNT2k9Gk

 

 

 

手塚利男

 

 

 

 

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カテゴリ:ほっと一息 , 映画 , 音楽

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