組織のギスギス感改善で生産性向上
2010/05/26
昨日のブログで「不平不満も変革のエネルギーになる」と書きました。
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そして、ガス抜きから始めることもあるということを書きました。
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ガス抜きの場としては「飲みながら気楽に・・」と考えがちですが、できるだけアルコールが入らない場を作っていただきたいと思います。
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なぜなら、お酒が飲めない人に対する配慮と、お酒が入って感情的になり取り返しがつかないことがあるからです。
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アルコール抜きで最初は堅苦しいかもしれません。しかし、一気にガスが抜きをしようと考えないで、少し時間と回数をかけて場を作ってほしいと思います。
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不平不満のガスは長い時間かけて溜まったわけですから、短時間で抜くのは無理があるのです。
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抜き加減が大事です。
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アルコールの変わりにケーキを食べながらも良いと思います。
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普段怖い顔をしている上司が、照れながらケーキを食べている様子を見たら、これまでの印象が変わり、雰囲気も変わったという場を体験したことがあります。
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いすゞ自動車の風土改革活動でも数多くの議論の場がありましたが、その半分近い場が不平不満を言う場だったと思います。
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もちろん、そういう場をトップが了解していました。
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私は、不平不満のガスを効果的に抜くことができれば、ギスギス感が改善されて組織の生産性は間違いなく向上すると思います。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと