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スポーツの世界での選手育成から学ぶ企業の人材育成

2010/02/03

今、「活気あるチームを作る」という通信教育用テキストに関わっていますので、東京国際フォーラムで行われている「HRD JAPAN 2010(第29回能力開発総合大会)」での特別講演「自律した個人の育成とチームづくり」を聞いてきました。

 

特別講演「自律した個人の育成とチームづくり」のメインは早稲田大学 駅伝監督の渡辺康幸さん、コーディネーターは神戸大学大学院 教授の金井壽宏さんによるもので、2008年の箱根駅伝総合2位になるまで、どん底からどのようにして選手を育成してきたのかを主体に話していただきました。

 

会場では、選手の育成を助ける5つの要素を紹介していただきました。

 

明確な目標

自己管理

お手本とするモデル

ライバル

陽のオーラ

 

会場では金井さんがまとめていましたが、上記の5つの要素は企業における人材育成にも通用する話です。

 

渡辺さんの著書「自ら育つ力~早稲田駅伝チーム復活の道」(日本能率協会マネジメントセンター)が配布され、P88に詳しく書かれています。

 

私は、渡辺さんの話にも興味がありましたが、同時に、金井さんがどのような「引出し役」をやるのかに興味を持ちました。

 

1人で講演するという形も良いですが、コーディネート役と2人で行うのも分かりやすいもしれないと思いました。

 

ただし、時間を多めに取らないと、メインスピーカーの話をもっと聞きたかったという苦情があるかもしれません。

 

 

(記:株式会社プロフェス 手塚利男)

 

カテゴリ:ほっと一息

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