立つ位置が違うと見える景色が違う
2009/03/10
先日、風土改革の支援をしている会社で「主任クラスのモチベーション」についての議論がありました。
二つの視点からの見方がありました。
同じ主任クラスから、自分たちの仲間である同じ主任クラスのモチベーションが低いというものでした。
理由は
これからのビジョンが見えていない、描けない。
主任は上司と部下の両方からプレッシャーを受けている。
一方、その主任クラスが所属する部門を管理しているトップからは、「私はモチベーションが低いとは思わない」という意見が出ました。
「一部の見方ではないか」
とも・・・。
私は、どちらも見えていることを言っているのだと思います。
嘘ではないと思います。
同僚には素のままを見せているかもしれませんし、部門のトップに対しては“期待されている行動”を見せているのだと思います。
立つ位置が違うと見える景色が違うのは当然です。
★新刊紹介
『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』
~たった一人からでも始められる「職場活性化」の方法~
【著者】手塚利男
【予価】本体1300円+税
【発売日】2009年3月15日
【発行】Nanaブックス
【内容】
第1章 なぜ職場がギスギスしているのか?
第2章 ギスギスした職場が変わらない本当の理由
第3章 誰でもできる! 風土改革「七つのフレームワーク」
第4章 【実例】ギスギスした職場がこうして変わった!
第5章 風土改革が成功する「秘訣」とは?
第6章 【保存版】職場が活性化する32の「すごい仕掛け」
★アマゾンに掲載されています
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと